首長からの一言 平成30年4月から国保の財政基盤を県が担うことで、全体の規模を大きくして安定した国保運営を図ることになりました。しかしながら制度改正があっても保険者としての本質的な役割はこれまでと変りません。 生涯を通じて住み慣れた地域で健やかに暮らすことは、充実した生活を送るための基礎となるものであり、すべての町民が望んでおられることだと思います。 これまで八頭町では第1次、第2次の「健康やず21」の策定、実践、健診データやレセプトデータを分析した「データヘルス計画」を基に、町民の健康課題を把握し、効率良く健康寿命を延ばすため保健事業の取り組みを推進してきました。 特に、疾病の早期発見、早期治療につなげる各種検診事業は、集団検診を基本としながら個別医療機関による受診を拡充し、受診率の向上を目指しています。また平成31年度からは糖尿病性腎症重症化予防プログラムを実施し、適正な治療と生活習慣の改善によって重症化を予防するよう、取り組んでまいります。わがまち紹介 八頭町は、鳥取県の南東部に位置し、北は鳥取市、南は智頭町、東は若桜町にそれぞれ接し、周囲には扇ノ山など1,000メートルを超える山々に囲まれており、これらを源流とする大小多数の河川が合流して八東川となり町を東西に横断しています。 こうした自然豊かな環境を活かし、古くから農林業が盛んで、現在も稲作を中心としながら、昨年の暮に国際的な産品の証である地理的表示保護制度(GI)に登録された「こおげ花御所柿」をはじめ「西条柿」、梨、りんごなどの果樹栽培も盛んな町です。八頭町・面 積:206.71㎢・人 口:17,160人・世帯数:6,103世帯・国保被保数:3,767人・国保世帯数:2,312世帯・高齢化率:34.0%(2019年1月1日現在)2019保険者紹介八頭町長 田英人こおげ花御所柿人が輝き 未来が輝くまち八頭町2
元のページ ../index.html#2